Blum キッチンインスピレーション

www.blum.com/makingof 4 彼女はモデルで、美しくあることを 大切にしています。そして彼はマーケ ティングのエキスパートで、どちらか というと現実的な考えの持ち主です。 メラニー・ラフさんとマルコ・ホールヌ ングさんが、一緒に夢をかなえます。 美しさと機能性がひとつになったキ ッチンという夢を。 ボーデン湖ドイツ側の岸辺にある小さな街アレンスバッハは、 林檎の木、畑、そして野原の拡がる美しい景観で知られています。 「この素晴らしい環境に住むことができて、私たち二人はとても 満足しています」と、メラニーさんは言います。二人の使っている キッチンからは、ボーデン湖がよく見えるのです。「キッチンは、 ぼくらの家の絶対的な中心点なんですよ」と、マルコさんは付け 加えます。「ですから、キッチンにぼくらの理想像を実現するこ とと、キッチンの設計にぼくらの毎日の暮らし方を反映させるこ とがとても大切でした。」 調理するのは、主に地元産の新鮮な食料品です。「わたしは市 場や直売所を隅々まで回ってお買い物をするのが大好きなんで す。かぐわしいトマト、みずみずしいキュウリ、そしてシャキシャキ したサラダ菜 – わたしの場合、食べ物の見た目も大切な要素で す」と、メラニーさん。マルコさんは、コンロ廻りの担当です。「彼 は調理するのが好きで、とても上手なんですよ。」練習を積み重 ねて料理の腕が上達したマルコさんを、彼女は持ち上げます。「 昔はレシピと首っ引きでしたけどね」マルコさんは打ち明けます。 今では、彼は調味料の使い方も香料の組み合わせ方も知ってい るので、メラニーさんが買ってきたものを彼が調理しています。「 結果がイタリアンになるのかアジア風になるのか、自分でも調 理を始めてみないとわからない、ってこともありますが。」 お二人が使っているアイランド型キッチンは、上から下までスタ イリッシュです。「シンプルの極致を行くような白い前板が、快適 な落ち着いた雰囲気をつくってくれるんです」メラニーさんは嬉 しそうに言います。モデルを職業とする彼女は、プライベートで はむしろ自然なままでいたいということですが、美しいハイライ トは自然であることの一部だとも言います。そのため、シンク周 りに取り付けるワークトップに 美しく

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